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種別・銘

刀 賀州住兼若作 慶長十四年八月日(初代甚六)

Katana Kashu Kanewaka(Shodai Jinroku)A.D.1609

鑑定書・資料 保存刀剣・保存刀装具鑑定書 [N.B.T.H.K]Hozon Token&Hozon Tosogu
田野辺先生鞘書 古鞘・本阿弥光遜鞘書
寸法 長さ(blade length)67.7cm 反り(Sori)2.0cm
元幅(Motohaba)2.92cm 元重ね(Mtokasane)0.61cm 先幅(Sakihaba)2.28cm 先重ね(Sakikasane)0.56cm
時代・国 新刀 上々作 加賀
形状 鎬造、庵棟、身幅尋常、元先の幅差目立たず、反り高く、中切先のびごころとなる。
鍛肌 板目に流れ肌を交えて、地沸微塵につく。
刃文 のたれに小互の目、箱がかった刃を交え、匂深く、足・葉入り、沸よくついて、砂流しかかる。
帽子 のたれ先尖り、掃きかけて返る。
彫物 なし。
少し区送り、鑢目筋違、先浅い栗尻。
説明

 辻村甚六といい、父は関鍛冶であった四方助兼若です。慶長十年頃に美濃から金沢に移住したと考えられています。元和五年頃に越中守を受領し、銘を高平に改めています。初代兼若は加州新刀を代表する名工で「加賀正宗」と称揚されました。江戸時代の加賀藩では「禄が低くても兼若を持っている武士なら嫁に出せ」とまで言われていたと伝わります。

 初代甚六兼若の作刀は刀、脇指、短刀すべてにおいて現存品が極めて少なく貴重です。さらに本作は初代最古の裏年紀があり、資料的価値も極めて高い一振りです。

 

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