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種別・銘

刀 無銘 直江志津

Katana Mumei Naoe Shizu

鑑定書・資料 第五十三回重要刀剣指定 [N.B.T.H.K]Juyo Token No.53
寸法 長さ(blade length)69.6cm 反り(Sori)1.55cm
元幅(Motohaba)2.96cm 元重ね(Mtokasane)0.82cm 先幅(Sakihaba)2.55cm 先重ね(Sakikasane)0.68cm
※棟の高さを含めない協会の計測値 元幅2.83cm 先幅2.39cm
時代・国 古刀(南北朝時代)美濃
形状 鎬造、庵棟、身幅やや細身で、元先の幅差僅かにつき、鎬幅広め、鎬地を卸して鎬高く、反りやや深くつき、先にも反りつき、大切先一段と延びる。
鍛肌 板目肌流れて総体に柾がかり、肌立ち、地沸厚めにつき、地景入る。
刃文 のたれに、互の目・尖り互の目など交えて乱れ、足入り、処々に小さな丸い飛焼きを交え、匂深めに小沸よくつき、細かに砂流しかかり、金筋入る。
帽子 表は丸く、裏は小丸ごころに沸深めに湯走りを交えて共に深めに返る。
彫物 なし。
大磨上、先切り、鑢目勝手下がり。
説明

 美濃国志津の地に、正宗十哲の一人に数えられる兼氏が来住して一派は栄えたが後に、門人である兼友・兼次・兼重・兼信らは、同国の直江に移住して作刀したため、彼ら一門の刀工達を一括して直江志津と総称している。

 この刀は、大磨上げ無銘ではあるが、やや細身・大切先の姿態はいかにも南北朝期の大太刀を大磨上した姿恰好を見せており、鍛えは板目流れて、総体に柾がかって肌立ち、地沸を厚く敷いて、地景が入り、刃文は、浅いのたれを主調に互の目・小互の目・尖り互の目等を交えて、細かに砂流しかかり、処々荒めの沸がつくなどの出来口をあらわしており、いかにも直江志津と鑑せられるもので、地・刃共に健体であることも好ましい。

 

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