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種別・銘

短刀 筑前守信秀 明治二年二月日

Tanto Chikuzennokami Nobuhide A.D.1869

鑑定書・資料 特別保存刀剣鑑定書 [N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
寸法 長さ(blade length)25.9cm 反り(Sori)0.0cm
元幅(Motohaba)2.74cm 元重ね(Mtokasane)0.72cm
時代・国 新々刀 上々作 武蔵
形状 平造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、フクラ枯れる。
鍛肌 板目肌に地沸微塵に厚くつき、地景入る。
刃文 互の目乱れに角張る刃や丁子風が交じり、足よく入り、沸よくつき、荒めの沸を交え、金筋砂流しかかり、匂口明るく冴える。
帽子 乱れ込んで先掃きかける。
彫物 表に「日本心(やまとごころ)を 人とはば」と敷島の歌を彫り、裏に山桜花を彫る。
うぶ、鑢目浅い勝手下がり、先栗尻。
説明

 栗原信秀は文化十二年(1815)に越後国月潟村(現新潟市)に生まれました。文政十二年(1829)に京都へ上り鏡師となります。嘉永三年(1850)に江戸へ出て清麿に入門して刀鍛冶となります。三十歳過ぎと遅い入門で相当の信念があっての転職と思われます。最古年紀は嘉永五年で師事した期間はかなり短かったと云われています。嘉永六年には浦賀で作刀し、慶応元年には上洛して筑前守を受領、大阪に留まり慶応元年十月から同三年正月滞在しました。その後は江戸へ戻ります。明治七年には新潟へ帰郷します。最後は東京で明治十三年、六十六歳に没しました。清麿門人の中で技量が卓抜しており、一番の巧手といわれ、刀身彫刻でも名を馳せています。

 

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